疲労を可視化できる機械が登場！

今まで疲労は個人の主観でしかありませんでした。

ですが、現在では疲労を客観的に判定できる機械が登場しています。

それが「疲労・ストレス測定システム」です。

その機械は左右の人差し指を入れ、安静にした状態で約2分間測定するだけで疲労度を測定できます。

指先から出る脈波という波形を拾い、その波形の中から成分を取り出して交感神経成分と副交感神経成分の比を見ます。

疲れてくると交感神経が優位に傾き、リラックスしていると副交感神経が優位に傾きます。

自律神経には緊張したり興奮した状態で働く交感神経とリラックスした状態で働く副交感神経の2種類があります。

普段、これらの2つの神経の働きはバランスが取れているのですが、激しい運動をしたり、強いストレスを感じたりすると、交感神経の働きが強くなり、バランスが崩れていきます。

このバランスが崩れた状態が長く続くと、人は疲れを感じるんです。

つまり、自律神経のバランスがどれほど崩れているか調べることによってその人の疲労度が測定できるんです。

この検査では最近の疲れ具合（ここ数日間の疲労度）が分かると言います。